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笹幸恵
2017.3.11 06:22

東日本大震災から6年

東日本大震災から今日で丸6年。
14時46分の時報に合わせ、
犠牲となった2万人を超える人々の
ご冥福を祈りました。

震災から1ヵ月後、三陸の沿岸部を
掃海ヘリで北上したときに見た光景を
今も思い出します。


津波によって壊滅した町


家が丸ごと海に流出・・・

そして今なお震災や原発事故の傷が癒えぬまま
不自由な生活を余儀なくされている人々がいます。

今の私にできることは、せいぜい福島の農産物を
買うことくらい。

せめて、あの日、固唾をのんで見つめた光景だけは
忘れずにいようと思います。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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